
山の天気は変わりやすく、さらに高度が100 m増すごとに気温が約0.5~0.6度下がると言われています。
また、実際のトレッキングでは汗をかいたり、突然の雨で体が冷えたりと、さまざまな場面で体温の変化が起きます。そのため、アウトドアでの服装はレイヤリング(重ね着)が効果的です。
アンダー、インナー、アウターを上手に使い分け、体温管理をしましょう!
ウェアの基本的な選び方
持っている服を足し引きして体の温度を最適に保つことができる重ね着がおすすめです。
レイヤーの基本的な考え方は、アウター(耐風・耐水)、インナー(保温・吸汗拡散)、アンダー(保温・吸汗速乾)、と3つのレイヤーで考え、それぞれ使用する季節や目的にあった商品を選ぶことをおすすめします。
おすすめウェア7選!
アウターウェア

登山やキャンプで使える高機能なアウトドアアウターウェア。
アウターウェアの種類は大きく3種類。目的とするアクティビティに応じたウェア選びが必要となります。
耐久性に優れ、過酷な状況で人命を守る堅固な 「ハードシェルジャケット」。
柔らかく運動性能に優れた 「ソフトシェルジャケット」。
風を遮る 「ウインドシェルジャケット(ウインドブレーカー)」 。
ハードシェルジャケット
雨具やオーバージャケットには、ゴアテックスなどの防水素材がラミネートされていますが、このような完全防水ウェアをハードシェルと呼びます。
それでは、ハードシェルのおすすめ商品を見ていきましょう。
3層構造の防水シェルジャケット。非常に細かく薄いマイクロトリコットの裏地は、しなやかな着心地が特徴的です。雨天や晴天にかかわらず幅広いシーンで着用しやすく、夏~秋のアルプス登山などの長期縦走にはもちろん、残雪期のアイゼンを使用するシーンにも活用できるオールシーズンで着ることができます。

品質は流石の一言。期待を裏切らないですね。
ただ、サイズは他の方もコメントされていますが、少しスリムな型ですので、中に重ね着を想定されている方や大きめに着たい方はワンサイズ大きめをオススメします。(袖はサイズ通りなので長めにはなります)
参考価格:35,000円
- カラー:レモン、クリアレイクブルー、コズミックブルー、ブラック、ニュートープ(全5種類)
- 素材:70D GORE-TEX C-Knit Backer(3層)
- サイズ:S、M、L、XL
ソフトシェルジャケット
バックに常備できる防水シェルとしてだけでなく、ウインドシェルとして幅広く活用できる軽量レインジャケット。
素材には、肌触りがよい透明ラミネートフィルム・Clear-Dを採用。フロントは止水ファスナーを使用し軽量性も重視。
使い方を選ばないベーシックなデザインは日常でもコーディネートしやすい仕上がりとなっています。

とても軽く重宝しました。
中に厚手の物は着れないと感じますが、致し方ないと思います。コンパクトにたためるのもいいですね。
参考価格:13,000円
- カラー:ブラック、アーバンネイビー、クリアレイクブルー、ケルプタン 等(全15種類)
- 素材:ナイロン
- サイズ:S、M、L、XL、2XL
ウインドシェルジャケット(ウインドブレーカー)
明るいカラーリングで気分が上がるアクティブウインドブレーカー。
たたむとコンパクトになる薄手素材。スポーツなどにはもちろん、登山やハイキング、旅行などにも最適です。

薄手の生地で春から秋にかけて着ることができそうです。夏の紫外線防止にも効果があると思います。色も鮮やかで着ていて心地よいです。この価格なので非常に満足です。
参考価格:2,600円
- カラー:グリーン、グレー、ブルー(全3種類)
- 素材:ポリエステル
- サイズ:L、XL、2XL、3XL、4XL
登山やキャンプで使える高機能なアウトドアアウターウェアをご紹介。運動のしやすいソフトシェルや雪・暴風にも耐えられるハードシェルなど、アウターの種類もご紹介。 アウトドア環境下だけでなく、普段使いできるアウターをご紹介しま …
インナーウェア

アウターの下に着るインナーウェア。薄手で手軽に羽織ることができるインナーシャツがおすすめです。
MILLET(ミレー)
夏のアウターにも、防寒インナーにも最適な、サマーシーズン用サーマルフリース。
スタイリッシュなデザインの表生地、裏面の3Dハニカム構造は最適な吸湿性が得られ、薄手のサーマルウェアとして機能します。また、軽くて動きやすいため、登山などのアクティブなシーンではもちろん、日常使いでも快適に利用できます。

スタイリッシュなデザインのため、日常使いにも最適です。薄手のため、軽くて動きやすいスリーブですね。サイズもピッタリでした。少し小さめのため、ワンサイズ大きいものを選ぶといいと思います!!
参考価格:9,100円
- カラー:FIRE、BLACK - NOIR、HAMILTON、WILD LIME(全4種類)
- 素材:ポリエステル 100%
- サイズ:XS、S、M、L
THE NORTH FACE(ザノースフェイス)
強度のあるナイロンと、伸縮性に優れたポリウレタンをブレンドした薄手のソフトシェルジャケット。
撥水加工を施しているので、多少の雨は弾くことができます。生地の高いストレッチ性に加え、人間工学に基づいた立体裁断により、複雑な身体の動きにもスムーズ。
登山のみならずクライミングやキャンプなど、アウトドアのさまざまなシーンで活用できる1着です。

クライミング、、特にマルチの時とワイドクラック用に使っています。胸ポケットがあり、意外とたくさん入る形状で、使い勝手が良いです。あと、ストレッチ機能もあるから、クラックでも破れにくそうです。フードがあるから、日差しがきついときは、重宝しますね。
参考価格:13,000円
- カラー:ブラック、アーバンネイビー、ファンファーレグリーン、Kブラック(全4種類)
- 素材:ナイロン84%、ポリウレタン16%
- サイズ:S、M、L、XL
アウターの下に着るインナーウェア。薄手で手軽に羽織ることができるインナーシャツがおすすめですね。 今回はインナーウエアの選び方とおすすめ商品をご紹介します。それでは見ていきましょう。 インナーウェアの選び方ポイント 登山 …
アンダーウェア

ベースレイヤーはレイヤリングにおいて、快適性の決め手となる重要なウェア。
汗を吸収し素早く発散する「吸水速乾性」に優れた商品がおすすめです。
長袖アンダーウェア
インナーウェア素材として、もっともポピュラーなコットン生地。程よい厚地が生む確かな温もりと、コットンならではの温かな触感が楽しめます。
優しい肌触りや肌なじみの良さをはじめ、汗や皮脂を吸い取って肌を衛生的に保つ力や、湿気を吸い取り発散する力など、コットンには様々な魅力が詰まっています。

肌トラブルになったため素材が綿100%のこちらの商品を購入しました。それまではユニクロのヒートテックをずっと着ていたため、それとの比較となりますが、着心地はこちらの方が綿100%な分、まろやかというか優しい感じです。暖かさもほぼ同等でこちらの方が暖かいくらいです。総合的にはかなり満足しています。
参考価格:1,500円
- カラー:ブラック、ホワイト、ネービーブルー 等(全9種類)
- 素材:100% 綿
- サイズ:M、L、LL
半袖アンダーウェア
汗をグングン吸収して、肌はいつもサラッサラ。
汗のニオイも消臭性能で心配しなくてOKです。シャツやスーツのインに合わせれば、一日気持ちよく動けます。特に、通勤や外回りの汗対策をしたい方にオススメ。

昔買って気に入ってた肌触りのがなかなか見つからなくて色々買ったけど、これが一番近いかもしれない。
ザラッとしてて汗をたくさんかいても纏わりつかずあまり重くもならない。
参考価格:1,100円
- カラー:ブラック、ホワイト、ライトグレー(全3種類)
- 素材:65% レーヨン, 35% ポリエステル
- サイズ:M、L、LL
トレッキングやアウトドアにおすすめのアンダーシャツのご紹介。 素材、利用シーン、機能面からアンダーシャツを選びましょう!! アンダーウェアの選び方 ベースレイヤーはレイヤリングにおいて、快適性の決め手となる重要なウェアで …
まとめ
いかがだったでしょうか。
山の天気は変わりやすく、気温の変化も激しいので、重ね着がおすすめです。突然の雨などに対応できるようにしっかり雨対策もしておくとよいでしょう。