
海水浴に行くと帰りの車、バスの中でぐっすり寝てしまった経験はありませんか。
楽しい海水浴ですが、帰りの運転など注意していないとウトウトしがちです。想像以上に体は疲れています。
眠くなる原因を理解することで、眠くならないように事前にしっかりと対策するできるので安心して海水浴を楽しむことができます。
それでは、どうして海水浴後には眠くなるのか見ていきましょう!
眠くなる理由とは?
所説ありますが、理由として考えられるのは、「疲労がたまる」「体温の急激な変化」「脳に流れる血液の量が減る」の3つです。
それではそれぞれ見ていきましょう!
疲労がたまる
水泳は陸上のスポーツに比べ、カロリーの消費はなんと4倍です。
例えば、50 kgの人がウォーキングを1kmして50キロカロリー消費するのに対し、水泳は1kmで200キロカロリーを消費します。
4倍とは、ものすごく体力を消耗するスポーツです。そのため、体にとっては大きな負担となります。
また、水に入ることで、水圧が発生し、全身に一定の負荷もかかります。灼熱の太陽の下にいるだけで、疲労してしまうのでしっかりとした熱中症対策も必要になります。
体温の急激な変化
水は空気よりも約25倍もの速さで熱を伝えるため、体温が奪われます。そして、その体温をもとに戻そうとエネルギーを消費します。
皆さんも、夏、炎天下の海水浴でも、海に入っていると寒くなったり、震えたりした経験があるかもしれません。
海水温は大体25 ℃前後です。平熱と比較しても12 ℃も違うため、体温が奪われます。25 ℃といえば暖かいかなと思うかもしれませんが、海水浴は普段とは違うということを心にとめておきましょう!
余談ですが、ダイビングをするときには、必ず潜水服(ウエットスーツやドライスーツ)を着用する理由も、体温低下を防ぐためです。
脳に流れる血液の量が減る
運動後は、筋肉を動かすためにエネルギー(ブドウ糖)が消費され、血糖値が低下します。そのため、脳が栄養不足状態となり働きが鈍り、眠気を感じるようになります。
また、筋肉を使うことで壊れた筋組織を修復するエネルギーを蓄えるため、必要な休息を身体と脳が要求するので、眠くなります。
眠くなってきたらどうするのか?

眠くなってきたら、十分な休息をとる必要があります。しかし、運転中だったり、子どもの面倒をどうしても見なければならないときなど、寝てはいけないに眠くなってきてしまったらどうすれば、良いのでしょうか。簡単に行える4つ方法をご紹介します。
短い仮眠をとる
「眠い」のですから眠るのが一番効果的です。
どのくらい眠ればある程度スッキリするかというのは個人差が大きいですが、15分でよいと言う人もいれば1時間寝ないとだめという人もいて一概には言えません。
しかし、覚醒水準の側面から考えると20分前後の仮眠が適しているようです。起きた直後は一時的に判断力や正確性が低下していますので、すぐ車を出発するのは危険です。
軽く体を動かしたり、顔を洗ったり、休憩コーナーなど比較的明るい場所に入って眠気を覚ましてから出発しましょう!
コーヒーを飲む・ガムを噛む
コーヒーには覚醒効果のあるカフェインが含まれていますため、眠気防止効果が期待できます。
また、ガムを噛む行為によるあごの運動が脳を刺激し眠気防止効果があるとされています。
カフェインなど覚醒効果のある成分が含まれている眠気防止ガムを噛むことで眠気もスッキリしますね。
会話・歌で盛り上がる、新鮮な空気を取り入れる
もし同乗者がいたら、会話をしましょう。脳を働かせることで脳に血液が流れ、自然と眠気もスッキリします。仲間がたくさんいる場合は、歌合戦も効果的です。
また、窓をあけて新鮮な空気(風)をとりこんで頭や顔に刺激を与える方法も効果的です。眠くなる場合は、脳が酸素不足と感じていることが多いので、窓を開けリフレッシュするのも効果的です。
眠気解消グッズを使う
個人的におすすめしたいのが、「フェイスシート」「カフェインドリンク」です。
かなりの爽快感があるので、皮膚が弱い方だと少しピリピリしてしまうかもしれませんが、個人的には結構おすすめです。

長時間の運転で、眠気の心配があり購入しました!買って正解ー!暑い夏の時期だったし余計にスースーして重宝しました。
目も覚めるし、眠くなくてもすっきりとリフレッシュできます。
鼻のかみすぎで鼻や肌が荒れてる人はピリピリかなり沁みます。
学生時代によく飲んでいた「メガシャキ」。モンスターや眠眠打破など、同系列の商品がありますが、個人的には、一番眠気に効くと思います。

主観ですが今まで試したなかでは一番ききます。運転中と仕事中は常備マストです。缶だから飲んだ後のゴミが軽いのもありがたいです。ちなみにコンビニで250円くらいの価格なのでこちらのまとめ買いはかなりお得です。
まとめ
海水浴は、誰もが疲れます。疲れることを理解した上で、適度に遊びましょう。せっかく海水浴に行ったからには力いっぱい遊ぶことも大切ですが、ぜひ、家に着くまでの体力を保持しておきましょう!
どうしても眠いときには、少し休憩をとるなど、自分に合った眠気覚ましを模索しましょう!無理は禁物です。少しの休憩で、防げる交通事故はたくさんあります。
それでは、楽しい海水浴を楽しみください!