海水浴に繰り出して、波間でチャプチャプしていると「水平線までどれぐらい距離があるんだろう?」とか、「なんで海は塩辛いの?」とか、「なんで波があるの?」とか。

“素朴な疑問”がフツフツと…。そんな時に親子の会話が弾む「海の雑学」についてご紹介します。

Q.海はなぜ青いのか?

A.海の中では「青い光」が最後まで吸収されず残るからです。

太陽の光には赤、橙、黄色、緑、青、藍、紫の7色の光が含まれています。
太陽の光が海に当たると光は海水に吸収されてだんだん弱くなります。一番波長の長い赤の光、次に橙色の光…という順に吸収されていきます。一方、青の光はあまり変化しません。
海中まで進んだ青い光は海底の砂に反射して海面まで上がってきて、私たちの目に入ります。

その結果、海は青く見えるのです。また、空は青く見え、夕焼けは赤く見えるのと同じ現象ですね。

Q.なぜ海は塩辛いのか?

A.海では、食塩の素となる物質が存在しやすいから

「海水1リットル中には、32g〜38gのいろんな物質が溶けています。そのうちの8割が、ナトリウムイオンと塩素イオンです。」

ナトリウムイオンと塩素イオンは食塩の素となるものです。地球を構成している他の物質に比べて、この2つのイオンは水に溶けやすく、化学反応や生物によって除かれることもほとんどないので、海に安定して存在することができます。つまり、海水はしょっぱいのです。

また海域によって塩分濃度はいろいろで、氷が溶け込む北極海・南極海や、河川が流れ込む海の塩分濃度は低くなります。

反対に雨や河川の流れ込みがほとんどなく、水分の蒸発が盛んな、ペルシャ湾や紅海の塩分濃度は高くなります。

Q.海の深さはどれぐらい?

A.平均水深は3,800m、富士山と同じぐらい

「平均すると、水深3,800mといわれています。そして、地球表面の70%以上は海で覆われているので、もし陸地を削って海を埋めたとしても埋めることはできず、地球の表面全体が水深2,400mの海で覆われてしまうほどです。」

やっぱり、海は広くて、大きいのです。3,800mというと、富士山の標高(3,776m)とほぼ同じです。いちばん深い海は、太平洋にあるマリアナ海溝で、約11,000mといわれています。地上に出ている陸は、ほんのごく一部です。

Q.水平線までの距離はどれぐらい?

A.およそ4,500m

砂浜で水平線を眺めていると、近いような、遠いような、「あそこまで泳げるのかな…」なんて、考えたことはないですか? 

海岸線から水平線までの距離は、およそ4,500mだそうです。

Q.波はなぜ起きるの?

A .強い風によって生まれている

波は外洋の強い風によって生まれます。

これがうねりとなって移動してきて、岸に近づくと海底が浅くなるので、波の高さが高くなります。

Q.満潮、干潮はなぜ起こる?

A.月の引力が関係しているから

潮の満ち引きによる海水面の変化を「潮汐(ちょうせき)」といいます。潮汐は、天体と地球の間に働く引力と遠心力との差によって起こります。特に月の影響を大きく受けます。

天体に面した海面は天体の引力により海水面が盛り上がり、反対側の海面は引力よりも地球と天体との公転による遠心力が強いので、海水面は同じように盛り上がり、どちらも満潮(まんちょう)になります。

太陽は月よりもはるか遠くにあるため、月の約半分の力で潮汐に影響を与えます。満月や新月(しんげつ)の時には、月と地球と太陽(新月の時は地球と月と太陽)が直線的に並び、月と太陽の引力が重なるので、海面の変化が大きくなりますが、これが「大潮(おおしお)」です。

上弦(じょうげん)や下弦(かげん)の半月の時には、地球から見て月と太陽は直角の方向にあり、月と太陽の引力が打ち消し合うので、海面の変化は小さくなりますが、これが小潮(こしお)です。

ちょっと番外編としてちょっとした雑学をどうぞ

Q.日本の海岸線の長さはどの位?

A.33,889キロメートルです。

日本の海岸線の総延長距離は、外周0.1km以上の島の海岸線まで入れると、33,889キロメートルになります。

地球一周の距離が約4万キロメートルですから、いかに長いかおわかりでしょう。

Q.日本の島の数はいくつ?

A.島の数は約6,852島です。

日本沿岸における外周0.1km以上の島の数は6,852島です。

また、日本で一番島の数が多い県は長崎県で、971島、次いで鹿児島県が605島、次いで北海道が508島となっています。

まとめ

いかがだったでしょうか。子どもからのたわいもない質問がたまに鋭かったりするんですよね。

そんな時に、的確に答えられるパパ・ママは素敵ですよね。教養があるというか、知識の幅が広いというか。ホントに素敵ですね。