
キャンプや登山など、アウトドアに欠かせないアイテムのバーナー。キャンプでの料理や湯沸しを手軽に楽しめることができ、ソロキャンプのメインバーナーとしても、サブバーナーとしても最適です。今回は、おすすめのシングルバーナーについてご紹介します。
ガス缶「OD缶」「CB缶」の違い
LPガスを使用する際、2種類のガス缶があります。ここではそれぞれの特徴を見ていきましょう。使用する環境や価格などメリットやデメリットが様々です。
OD缶(OutDoor缶)

【メリット】
・アウトドア専用で火力が強く、ガス燃料でも寒冷地での使用に耐えられる構造。
・OD缶専用のギアが豊富、ランタンとバーナーで燃料が共有しやすい。
【デメリット】
・アウトドアショップや取扱扱い店に限られた専用商品のためコスト高。
参考価格:640円
CB缶(Cassette Cas Bombe缶)

【メリット】
・コンビニや量販店で扱いがあるので手に入りやすく、コスト低。
・CB缶のモデルは、ゴトクの位置が低いので安定感がある。
【デメリット】
・外気温が低いとパフォーマンスが落ちる。
・CB缶が使用できるランタン製品が少なく、バーナーと燃料を共有しづらい。
※よく格安のCB缶を使用している方がいますが、CB缶仕様のバーナーを販売しているメーカーは、各社の専用CB缶の使用を推奨しています。
参考価格:700円(233円/本)
OD缶 バーナー
シングルバーナー
点火装置付きで56 g(本体52 g+点火装置4 g)を実現した最軽量ストーブ。
火力調整つまみを押し込むだけで点火が可能な新型装置を搭載。

3月八ヶ岳の2500mの稜線上でテント泊した際に、雪から3Lほどの水を作ったり、1.5L程のお湯を作ったりしましたが、全く問題なしです。その時のTガスの使用量は100g切るほどでした。着火装置はこういう環境下ではオマケですが、新しいからかちゃんと着火しますね。ゴトクも安定しており、テント内でも安心して水が作れました。
参考価格:7,000円
- 収納サイズ:54×74×27 mm
- 重量:57 g
Coleman(コールマン)の折りたたみ式シングルバーナーで携帯に便利な小型ストーブ。
付属品のプラスチックケースで収納も簡単でコンパクトサイズなのが特徴的です。

値段も手ごろだし、コールマンは有名メーカーのため品質も安心だろうと思い購入しました。専用のプラケースもついていて、荷物にしまうときはOD缶と一緒にケースに入れた状態で袋にまとめています。五徳部分も大きくてしっかりしているので、鍋を載せてもぐらつくことはありません。点火ボタンも押しやすく、ツマミも操作しやすい位置にあるため簡単に火力調節できます。
参考価格:4,000円
- 使用サイズ:幅110×奥行95×高さ95 mm
- 収納サイズ:幅100×奥行55×高さ95 mm
- 重量:200 g
弱火など火力調節も可能で、発火装置もついているのでライターなどは不要です。また、収納はコンパクトなので持ち運びも便利です。
キャンプ初心者にもおすすめの商品です。

アウトドアバーナーには珍しい、外向きの炎なので、クッカーの真ん中ばかり熱くなって焦げ付くことが少なく、自宅のガスコンロと同じ感覚で使えるのは有難いです。ただ、外向き故に風に弱いという欠点があります。キャンプで使いましたが、ちょっと風が吹いた途端に火が消えてしまう、というのが数回ありました。
屋外で使うには、風防も用意した方がいいですね。
参考価格:4,000円
- 使用サイズ:幅125×奥行125×高さ82 mm
- 収納サイズ:幅117×奥行105×高さ65 mm
- 重量:300 g
ツーバーナー
持ち運びに便利なキャリーハンドル付。スリムボディーの高出力LPバーナー。耐風性に優れたハイパワーのバーナー。
ハンドル付なので、折りたためば片手で持ち運び可能です。

一緒にツーバーナースタンドも購入しましたがとても使いやすく購入して良かったです。レビューにあるガタつきもなく安心。軽くて、薄くて、掃除しやすく、手軽に使えて文句なしです。
参考価格:11,000円
- 使用サイズ:幅640×奥行325×高さ520 mm
- 収納サイズ:幅540×奥行325×高さ70 mm
- 重量:4.2 kg
非常にすっきりとコンパクトに収納ができ、ショルダーバッグのように持ち運ぶことができるツーバーナー。
ウッドボードは収納時はゴトクの上に載せて蓋のようになり、また鍋敷きにもなるのでおすすめです。

デザイン良し!構造上風には弱いので、風除け(高さのあるもの)を別で用意すると良いですね。イグナイターは無いのでチャッカマン必要です。火力は問題なく、フライパン料理も湯沸かしも炊飯も難なくこなしてくれます。キッチンスタンドを使わない方にオススメです。
参考価格:20,000円
- 収納サイズ:430 x 140 x 300 mm
- 重量:3.0 kg(+ウッドボード490 g)
ギガパワーツーバーナーは2ユニットスペース。
調理には欠かせない熱源を好みの高さで使いこなすことができ、アイアングリルテーブルは4種類の高さの脚を装着して、スタイルや目的に応じて天板、BBQボックス、燃焼器具用フレーム、トレーを好みでセットできます。

火力調整は、非常に簡単で問題ありませんでした。細部にこだわった設計のため、長時間の調理でもストーブを簡単に掃除できるのがいいところ。
また、2つの高さがあり、グリルプレートを使用する場合は高い方に設定することができます。
参考価格:32,000円
- 使用サイズ:幅563×奥行293×高さ383mm
- 収納サイズ:幅500×奥行110×高さ360mm
- 重量:7.0 kg
CB缶 バーナー
シングルバーナー
1 Lの水を沸騰させるのに約4分。すぐにお湯の準備ができます。
コンパクト収納・専用ハードケース付きのため、コンパクトサイズで軽量です。持ち運びが非常に簡便な商品です。

色んな処から類似品が出てますが一番の相違点は黄色で囲った部分の精度が一目瞭然!値段が1,000円位しか変わらないなら迷わずコチラを買うべき・・・後で後悔しない為に。ガスはコンビニでイワタニカセットガス250gが300円以下で買えるので便利です。
参考価格:3,100円
- 使用サイズ:幅155×奥行155×高さ127 mm
- 収納サイズ:幅82×奥行68×高さ109 mm
- 重量:約274 g
低温の外気により、火力低下を起こしやすいCB缶の弱点をマイクロレギュレーターが解消する優れもの。
外気温が低下しても火力が落ちにくい構造のため、朝晩、早春、晩秋の外気の冷えによるボンベの冷却に影響されることなく、高出力を発揮します。

重い鍋や携帯性などを考慮すればこの商品に辿り着きました。そもそもガソリンストーブも持っていますが火力調整が難しくやはり手軽さも考えるとガスが良いですよね。火力もあるし、ガス切れなどを考えるとカセットボンベが使えるという点はコンビニでも手に入るので良いですよね。
参考価格:6,400円
- 使用サイズ:幅166×奥行142×高さ110 mm
- 収納サイズ:幅140×奥行70×高さ110 mm
- 重量:350 g
家でも、キャンプでも。 “境界"を超える使い心地のよさ。スノーピークらしくリデザインしたカセットコンロ。
収納したときのおしゃれな色合いとコンパクトさが魅力的です!
体の脚を含めた4つの支点で支えるので、大きめの鍋を置いてもしっかりと安定し、卓上でも安心して使用することができます。

主にオートキャンプで使用。収納した時にコンパクトになるので、車内でスペースを取らなくて良い。希望通りです。火力も申し分なく、デザイン性もオシャレでインテリアになります。ただ、思ったより展開した時のサイズ感が大きかったです。
参考価格:11,000円
- 使用サイズ:幅270×奥行270×高さ210 mm
- 収納サイズ:幅90×奥行255×高さ120 mm
- 重量:1800 g
ツーバーナー
大変な火起こしも、炭の片付けも不要で、手間なく本格的なBBQを味わいたい方におすすめです。
別売のグリルプレートを使ってBBQを楽しめます。

キャンプで使用しました。すごくいいです!とにかく片付けが簡単。炭で汚れる事もなく、バーベキューをゆっくり楽しめました。火力も強いし、お肉もおいしく焼けます!色もgood‼
参考価格:18,000円
- 使用サイズ:幅627×奥行439×高さ409 mm
- 収納サイズ:幅627×奥行419×高さ150 mm
- 重量:6.9 kg
テーブルトップタイプの2バーナー。
だんらんの中心に置いて使用できます。 マイクロレギュレーターを搭載してるので、低温時、連続使用時の火力低下を最小限に抑えます。

見た目だけじゃなくて使用感も良好。ガスボンベは、差し込んでひねるとロック、外れなくなります。点火は、ガス栓をひねり、シュ~とガスを出しながら、カチッと着火と単純。電池不要の着火システムもシンプルでいい。シンプルだけど、大きなゴトクも地味に使いやすい。
参考価格:32,000円
- 外形寸法:幅473×奥行252×高さ145 mm(風防取り付け時)
- 重量:2.25 kg(本体のみ)
ファミリー・グループなど大量の調理に。軽量でありながら、ハイパワーと高強度を実現。
経験に裏打ちされた親切設計でメンテナンスしやすく、女性にもおすすめです。

シンプルな作りで価格も抑えれていて、他の製品と比較しても安いのでおすすめです。コンパクトサイズに収納でき、持ち運びにも便利です。操作方法も簡単だったので、女性でも扱いやすい商品かなと思います。
参考価格:24,000円
- 使用サイズ:幅540×奥行325×高さ290 mm
- 収納サイズ:幅540×奥行325×高さ115 mm
- 重量:3.9 kg
まとめ
いかがだったでしょうか。本格的に登山や冬の寒い環境でも使いたい方はOD缶を使うことをおすすめします。日常使いやキャンプで使う分にはCB缶で十分です。
キャンプ場で火がつかなかったりするとせっかくのキャンプが台無しになりかねません。予備としてOD缶のバーナーを持っていくのもいいかもしれませんね。